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木造住宅の簡易防音でD45を実現

 防音職人では、普通の木造戸建住宅のリフォームで、外壁の遮音性能についてD-45(500Hzにおける遮音性能45dB)を、防音材を重ねる簡易工法で実現しました。

 これで、戸外からの大きな車騒音、犬や人の大声も遮断できます。グランドピアノを夜8時頃まででしたら、問題なく弾ける防音室として機能します。

 この簡易防音工法は、既存ボード面に防音材を重ねる工法のため、壁が余り厚くなりませんので、狭い部屋にも適用できます。

 同時に、気密性の高い内窓(YKKなど)を取り付ければ、ドア以外の部屋全体の壁面が概ねD-45の遮音性能を確保できます。

 6〜7帖程度の部屋でしたら、クロス仕上げ、内窓取り付けを含めて、5・6日間で工事が完了します。(建具改造がある場合は別途加算します)

 とにかく、コンパクトな仕様で、費用対効果は抜群だと思います。

 御相談は、防音職人の問合せページより、承ります。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 14:05
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戸建住宅の防音

 戸建など住宅の防音の前提として重要なものは、建具や部屋の広さ、構造的な補強の制約だと思います。

 重い遮音材にシフトした対策は、防音効果が余り向上しないだけでなく、構造的な限界があります。

 防音職人では、結露、室内の補強を考慮した、比較的薄い構造を提案します。

 どんなに立派な防音工事をしても、部屋が必要以上に狭くなったり、壁内結露が発生して建物の寿命を縮めてしまったのでは問題です。

 また、部屋の用途・目標レベルを設定して、費用対効果の高い提案が、住宅の防音には不可欠です。

 力任せの防音設計は、特に木造家屋には不向きであり、建物の構造に適した工法提案が必要だと思います。


 最近、予算の制約が厳しい件や、老朽化した物件の相談もあり、音の問題以前に、床や壁の下地補強が必要な現場も少なくありません。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 07:00
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木造住宅・マンションなどの防音記事・リンク

 防音職人が運営するウェブサイト・ブログの記事・リンクに、テーマ別に出来る限りアクセスできるように、総合ページを「防音通信(総合編)」として作りました。
防音通信(木造・戸建・マンション、ピアノなど楽器室、防音材)

 これによって、分散している記事やコンテンツページをテーマ・騒音タイプ別に閲覧できるように配慮しました。

 防音相談・工事依頼者などの声もリンクしました。


 まだまだ、工夫の余地はありますが、どうぞご利用ください。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 14:50
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住まいの防音に取り組む動機
 先日、防音相談で、相談者に「ウェブサイトには、住宅の防音を主として採り上げている業者が少ないのですが、防音職人は、どうして住宅を中心に取り組んでいるのですか。」
と、話の途中で聞かれました。

 じつは、独立開業当初も、昨年も同様なことを質問されました。おそらく、私のプロフィール・サイトが未だ出来ていないので、動機が見えないのでしょう。

 このことは、防音の考え方として、重要な問いです。同時に、住宅の防音の難しさや業界の経営上の問題も関係しています。

 以下の文章は、現在、改造中の情報サイトの序文に使用する文章ですので、検索にダブって、ヒットしないように画像にしました。

 基本的に、楽器の防音室を主力にしている業者が多く、住宅の防音を主力業務にしている業者は少ないです。
 企業にとっては利益率が低いことも要因の一つでしょう。

 私の場合は、マンション騒音の被害者であること、建築業界が余りにも音の問題に無知であることが、主な動機でした。
*私が防音設計に取り組み始めたのは、平成7年からです。


住宅の防音に取り組む動機


author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 11:21
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マンションの上階の防音工事

 今年の3月に完了したマンションの防音工事現場の依頼者から、防音効果のご報告がありました。

 上階の非常識な家族の足音や物をひっくり返す衝撃音などを少しでも軽減するための防音対策でした。
 約1ヶ月間、上階の家族が不在で、約1ヶ月間の騒音状況を観察するため、ご報告が遅れたそうです。

 結論から言うと、騒音は半減しており、費用対効果を考えると満足して居られるとのことです。この依頼者は、アトピーやアレルギーなどの持病があり、使用する防音材も、グラスウール・ロックウール、アスファルトマットなど臭いの強い素材、ちくちくする、咳き込むような素材は一切NGでした。

 このため、国立での防音相談の際に、防音材のサンプルを触ったり・臭いをかいでいただき、大丈夫なのを確認していただいてから防音設計を行いました。
*吸音材に関しては1種類しか使用できないため、騒音の周波数特性に対する効果が限定されるというハンディがありました。
*遮音材と制振材および下地の補強で補うことにしました。

 色々な制約条件の中で実施した工事の効果には、ご満足いただいているとのことで安心しましたが、上階の居住者は「モンスターペアレント」と言われているそうです。

 常識のある居住者ならば、もっと防音効果が体感できたと思いますが、今後は管理組合での対応になります。

 他の専門業者では工事を行うこと自体が難しいという現場ですが、取引先の防音材が安全性が高く、コスト的にも市販品より安いので、制約条件をクリアできたと思います。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 12:00
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診療所の防音対策

 最近、診療所の防音対策の相談をいただくようになりました。
*リフォーム相談です。

 診療室と待合室の壁・ドアの遮音性の問題です。
*診療科目によっては、絶対に他の患者さんには聴かれたくない話があります。

 基本的な問題はドアと壁の遮音・吸音性です。

 木造の場合は、構造的に過度に重くすることができませんので、吸音性を高めることが重要になります。
*素材を低音から高音まで対応できるものを選ばないといけません。例えば、女性の声は周波数が高く、グラスウールやセルロースファイバーだけでは対応できません。
*石膏ボードと遮音シートのみの施工では、低音と高音に弱点が生じます。

 診療室などの壁・天井の仕上げにも注意が必要です。室内の吸音性を高める工夫が防音効果や音環境の快適性を高めます。

 楽器の防音室とも共通していますが、遮音・制振・吸音のバランスが重要です。このことが理解できない建設業者・設計事務所が大半ですので、全国に失敗事例が増えていくわけです。

 

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 11:57
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年末恒例の防音研究の情報交換

 防音職人では、提携先の現場での情報を把握するとともに、協同でデータや防音材の研究を行っています。

 ここ数年、12月に情報交換を行っており、先日、提携建築士と打合せを行いました。

 また、他の業者の実験データも出来る限り入手して、自社の防音工事の検証と合わせて、考察しています。

 地味な作業ですが、住宅など空間的・構造的な制約のある現場での防音対策や音響設計には、非常に重要です。

 防音事例も、サイトの更新が間に合わないほど、ストックがたまりました。

 年内に一部アップする予定でしたが、予想以上に年末の相談や見積り、来年春までの工事予約が入りましたので、予定が変更になりました。

 冬季休み中に、少しでもコンテンツを作成する予定ですが、もうしばらくお待ちください。

 ピアノ防音室の事例も、いくつか依頼者に許可をいただきましたので、写真掲載ができることとなりました。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 09:17
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マンションの生活騒音対策
 天井や壁などの生活騒音対策の相談を沢山頂きますが、どうしようもない案件もあります。

 それは構造的な制約に加えて、相談者の体質の変化です。
*化学物質過敏症になって しまったかたがマンションには住めないのと似ています。

 音の問題の場合は、個人差が大きく、すでに「音の知覚過敏」になってしまうと、僅かな音も拾ってしまい、逃れられなくなります。

 個人的には、売却するのに問題が無いレベルまで防音対策をしてから引っ越すことが最良の策だと思います。
*もし、分譲などのマンションに体験居住できるならば、好都合です。
 入居してみて分かるのが音の問題だからです。

 比較的広い戸建住宅でしたら、必ず自分が安心して眠れる部屋を作ることができます。
*コストの問題がクリアできれば可能です。
author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 09:04
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上階からの騒音対策(マンションの場合)

 上階からの生活騒音で悩んでおられるかたから、問合せがありました。

 上階で子供が走り回る音、床に物を落とす音などを軽減したいが、相手の床防音工事の費用を負担して、やってもらうのが良いか。 自宅の天井の防音工事を行うのが良いか、どちらがベターでしょう。
 という内容です。

 このケースは、明らかに天井防音のほうが得策です。
*相手が、せっかく防音工事した床も、将来所有者が変わってリフォームする可能性があるからです。このときに改造されたのでは、元の木阿弥です。

 ちなみに、効果的な床の防音工事を設計できる専門業者は、天井防音も設計できます。原理原則が共通しているからです。
*振動騒音を10dBカットすると、生活騒音は半減して体感されます。
 通常の天井の防音工事で十分対応できます。

 一番よいのは、上階の居住者に生活マナー、管理規約を遵守していただくことと、自宅の天井に防音工事をすることです。
 これで、通常の生活騒音は大幅に軽減できます。

防音職人では、条件によっては天井防音のほうが有利と判断しています。
*既往の事例や研究成果で検証しています。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 07:45
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二重天井の防音と木造低周波の騒音対策事例
  最近の対策事例を2件ご報告します。
*事例ページなどを改造する際に詳しく紹介する予定です。
*ピアノ防音事例も大分たまりましたので併せて事例ページを追加する予定です。

 直天井のマンション(スラブ150ミリ)の上階の騒音対策ですが、足音や床に物を落とすなど重量音を半減、他の騒音は大幅に軽減できました。
*工事の許可を得て、二重天井を構築しました。
*スラブ面から約160ミリ(仕上げを含む)という制約条件でしたが、想定以上の防音効果を実現しました。
*少し新しい仕様を加えました。


 次に低周波騒音に悩まされている木造住宅の対策ですが、天井・床・壁の低周波などの振動騒音を大幅に遮断できました。
*振動を絶縁・吸収する二重壁や床・天井の振動抑制対策を実施しました。
*制振材と遮音ゴムとの相乗効果によって、想定以上に防音効果が出たようです。
*貴重な防音データにもなりました。
*騒音前の分析データを記録しましたので、今後同様な事例にも適用できる見込みです。
author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 08:41
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