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ヴァイオリン防音室の留意点

ある相談者に娘さんのヴァイオリン練習室のコンサルティングを依頼されたのですが、大手専門業者に依頼しなかった理由をお聞きしたところ、すでに依頼して失敗したので相談に伺ったと言われました。

 

その内容は、天井に段差のある防音工事をされてしまい、低い所では2メートルの天井高しかなく、ヴァイオリンの弓が演奏中に当たりそうになって練習できないということでした。

 

そこで別の部屋に防音室を造るにあたって、セカンドオピニオンとして、施工要領などアドバイスを有料相談でお願いしたいということでした。予算を使い切ったので、防音職人に工事を依頼したくても今は出来ないという事情です。

 

将来の練習とアンサンブルを考慮して、最低でも天井高は2メートル20センチ以上を確保すること、狭い室内は反射音を抑え気味で木質ボードで仕上げたほうがヴァイオリンにはマッチすることを伝えました。

 

私自身がプロのヴァイオリニストや趣味で演奏する人などから防音室依頼された経験では、やはり木質ボードと吸音化粧板を併用した空間構成が評判が良かったです。

*天井や壁の内部には吸音材を入れます。

 

既製の遮音パネルは音響などを台無しにするので使わないようにアドバイスしました。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 07:42
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建築士や建築会社が防音設計を出来ない理由

一般的に建築士や建築会社は防音設計そのものが理解できないので、新築住宅や防音室の具体的な設計が出来ません。

 

それは、色々な学会の情報を集約したウェブサイトがないので、一般ユーザーや建築士などには必要情報にアクセスすること自体が面倒で難しいのかもしれません。


学会の専門情報や既製品の問題点は私の知る限り、まとめたサイトは存在しないようですので、この点に留意して自分の体験や相談案件を中心にアプローチした情報サイトを新規で作る予定です。

*かなり時間がかかると思いますが、概成した段階でアップします。


学会などの専門家が、広報活動や相談会など何もやっていないから、民間の建築士を始めとして、音響・防音設計が殆ど分からない。
誰にどこに聞けば教えてくれるのかも所在も知らないのが実情です。

 

そのため無礼な建築士や不動産会社がウェブサイトを見て、専門業者にいきなり電話して、無料で教えてくれと言う馬鹿なことをするのです。

自分たちで努力して調べようともしないで、見切り発車で既製の防音材を使って施工するので、失敗事例が増えて行きます。

 

建築学会や音響学会などは建築業界から研究費をもらっているので、企業の製品欠陥や工事内容の不備を分かっていても黙っているようです。
自分たちの自己満足的な研究や活動に専念するだけです。こういうところに業界の問題があると思います。

 

防音職人のウェブサイトでは、出来る限りリスク回避に役立つような情報も掲載しています。

どこの企業からもお金をもらっていないので、問題が分かったら黙っていません。

防音相談の場所

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 12:47
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新築の木造防音室の件(ご質問に答えます)

下記の内容を別サイトで投稿したのですが、相談者からいくつか、ご質問が来ましたので再掲して補足してお答えします。

「木造防音室の専門家によって設計仕様はかなり異なります。

大半の専門業者は新築の木造軸組構造でさえ解体して、軽量鉄骨の天井と防音壁を構築したり、床下の大引き・束の構造を壊して、コンクリートスラブを増設する工法をとっています。

私(防音職人)の木造防音室の設計手法は、新築業者が施工した木造軸組在来工法、床下換気、壁内の通気層をそのまま生かし、通気層と防音構造を一体的に構築して設計します。
内壁や天井裏、床下空間を活用した吸音層の施工、空間を狭くしない内装部分の防音構造を組み合わせて施工します。

木造建物の寿命や構造的な安全性を重視し、ピアノなど楽器が建物全体で快適に鳴るように音響と遮音性能のバランスを考慮して設計・施工します。」

 

新築木造の軸組を軽量鉄骨で造り変えると反響が強くなり、木造の柔らかい響きが消えます。とくにピアノやヴァイオリン、金管楽器では音響調整が難しくなります。

プロのピアニストは「木造家屋そのものがピアノを心地よく鳴らす、部屋全体が楽器の一部だ。」と言います。

私の相談者は新築木造の長所を生かした音響・防音設計を要求されます。

 

また、床下の束を撤去して床下換気を潰して、コンクリート床を増設すると、建物の通気がなくなり、木造の寿命が短くなります。

コンクリートは数年間にわたり水分を放出するので周辺の木部を劣化させます。

ですから、床下の基礎コンクリート部には換気を確保して湿気がたまらないように束を建てて床下空間を確保するのです。

 

さらに、せっかく新築で天井裏や床下・間仕切り壁内部の空間を設計するのに、この空間を活かさない手はないと思います。

天井裏や床下・壁内に吸音素材を充填すれば、部屋を狭くしないで防音効果を高めることができます。

 

防音職人では、とくに新築木造防音室は、以上のような観点から、普通の軸組在来工法を活かすことを推奨しています。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 10:04
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木造防音室には木造が最適

新築の木造住宅なのに、他の専門業者各社から「既存の内装や天井などの木軸組を撤去して大幅に改造」という提案を受けた相談者が悩んだ挙句、他の専門業者を探したら「防音職人」のホームサイトに辿り着いたということです。

 

内容をお聞きすると、他の専門業者は大改造をする割には壁や天井などが大幅に厚くなり、部屋が狭くなるものでした。しかも防音構造の大半は軽量鉄骨で造り直し、グラスウールと石膏ボード、遮音パネル、既製の音響化粧板仕上げという金太郎飴のような提案でした。各社ともに内容に大差ないということは、元々の設計ノウハウが木造に適さない仕様しかもっていないということが判明しました。

 

新築の木造なのになぜ軽量鉄骨で造るのか意味が分かりません。

 

防音職人では、部屋を出来るだけ狭くしない、新築業者の在来軸組工法をそのまま生かした防音構造を構築します。

*天井も数センチ程度しか下りません。

*防音壁は約40ミリ〜90ミリ程度で造れます。

 

現在、上記のような相談をお受けして、提案書をご提示したところ、今月、2件の木造新築住宅に併設するピアノ防音室をご契約いただきました。

*夏から秋にかけて着工します。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 10:41
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ピアノ木造防音室のリフォームが完了

私が担当した静岡県内の木造ピアノ室のリフォームが完了し、依頼者よりご報告がありました。

 

コストと防音構造の厚さを抑えながら工夫して音響・防音設計を調整した甲斐がありまして、ご希望の遮音性能もしっかりと確保されたようです。

後日、詳しいことをお聞きしたいと思います。

 

このピアノ防音室は、数社の専門業者の提案書を依頼者が検討した結果、どれも自宅のピアノ室には向かないというご判断で、別途専門業者をさらに検索して「防音職人」のサイトを見つけたということでした。

 

私の提案が最も防音構造が薄く、日常生活の使い勝手も良いという評価で、すぐに採用されました。

要するに、他の専門業者の提案は依頼者だけでなく、ご家族の生活に支障があるような内容で、防音施工も大幅に無駄に厚いものであり、ご予算を大幅に超過する提案だったそうです。

*防音職人の提案が最もご予算に近かったということです。

 

リフォームは確かに防音構造を薄くするには技術力が必要ですので、地元の職人が施工できる内容を提案しなければ意味がありません。この点が難しいところでした。

 

依頼者によると、アップライトピアノの響きも良く、音が伸びている感じがするとのことでした。

うまく行って良かったと思います。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 09:04
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