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ボックス型の防音室について

 あるマンションのピアノ防音室の相談を受けました。

 ある防音室メーカーが提案したものは、1つが約1100kg以上、もう1つが約1400kg以上の重量があったのです。

 このため、床スラブ厚約200mm、乾式遮音二重床でベースパネル20mm+フローリング12mmという近年のマンションの標準仕様なのですが、重量的に二重床がもたないようです。
 しかも、メーカー保証の遮音性能はD35〜D-45が多く、余り高い遮音性能ではないにも関わらず、かなりの重量です。上記の事例では4帖足らずの設置スペースなのですが、既存の二重床がもたないほどの重量です。

 他の事例では、メーカーの勧めるままに設置して、二重床が緩み・きしみ始めているものもあるようです。
 これは要注意です。

 おそらく、遮音材ばかりを使用して、制振材・吸音材の割合が少ないのではないかと思います。
だから、遮音性能が余り高くないのです。
 設置される部屋にはデッドスペースなど無駄な空間も生じます。

 ボックス型の防音室の設置には、十分検討したほうが良いでしょう。長期間の荷重の問題や遮音性能、価格など総合的に検討すべきです。

 もっと軽量な防音室があれば、簡易的な防音材補強を併用して対処することも可能だと思います。

author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 08:52
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