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ピアノ防音室の音響と防音対策(木造)
通常、6帖〜8帖程度の比較的狭いピアノ室は、壁面の約半分を吸音性のある仕上げにするなど音響調整をしないと、音が割れるなど不快な状況になります。
特に石膏ボードと遮音パネルを重ねるだけの防音施工を行うと、つなぎ目の音漏れが発生するだけでなく、反射音が強すぎてピアノ演奏に支障が出ます。

また、2階にピアノ防音室を作る場合は、床の剛性補強や振動軽減の対策が重要です。とくにピアノ教室を目的とする防音室は音響に十分配慮しないと練習ができません。床や壁が過度に共振すると音環境が悪化し、遮音性能も低下するので防音計画には注意が必要です。

鉛のボードや薄い遮音シートを重ねる防音工事を提案する業者は、楽器の防音室について素人同然の経験と知識しかないと言えるでしょう。防音職人では、このような典型的な失敗事例の相談をたくさん経験しています。

重い遮音材にシフトして、質量則のみを過信して行う防音設計・工事は、木造家屋には向きません。構造的な問題もあります。木造(住宅など)に適した防音構造の構築には実績と的確な理論が必要です。
木造の特性や間取り、周辺環境などを踏まえた提案が求められます。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 16:58
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