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周波数帯別の音漏れと対策

 ピアノなど楽器の防音室の相談で言われる問題点に、高い音が漏れるとか、低い音がほとんど遮音できないという特徴があります。

 たとえば新築の木造住宅やリフォームですが、高い周波数の音漏れがひどい場合は、大半がボードなど遮音材の隙間対策の不備や、石膏ボードと遮音シートの重ね施工のみの対策になっています。
*隙間のコーキング・シールの不備は高い周波数の音漏れを招きます。
*石膏ボードのみの重ね施工は、低い音域、高い音域で遮音性能が伸びず、鉛などの遮音パネルも同様な傾向があります。

 硬質の剛性の高い素材を重ねても弱点の傾向が変わらないためです。このような場合は、重ねる素材の特性を変えるとともに、吸音率の高い吸音材を併用することが効果的です。
 また、下地の軸組みのピッチを狭くしたり、制振補強をしながら、空洞部に吸音材を充てんすると、低音域の遮音性能が伸びます。

 防音設計上の工夫で、防音効果が伸びるのです。
*遮音、制振、吸音の機能を組合わせることが設計のポイントです。

 さらに手間を惜しまない職人の施工が遮音性能アップにつながります。

author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 16:48
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