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木造防音室と床下換気

大半の専門業者は、木造防音室の床下換気を潰してしまう工法を採用しています。

*新築でもリフォームでも共通した仕様です。

 

これは天井の防音構造を分厚くする分、床を下げることと、床下からの音漏れを遮断することを優先するためです。

 

この工法の弊害は、床下換気がなくなることにより、木部の通気が遮断され湿気などによって壁内や床などの内装材が劣化しやすくなることです。

*しかも床に増設するコンクリートが約数年間水分を放出するので、床下換気機能がないと湿気が溜まりやすくなります。

 

また、床の反射音が強くなり、木材特有の適度な音響効果が損なわれます。特にピアノ室にはマイナスです。

 

日本の伝統的な木造は、壁内の通気と床下換気によって、建物の寿命を伸ばし、湿気が溜まるのを防いでいました。

この構造を生かしたまま、防音構造を構築することは可能ですが、実績の乏しい建築業者には少々難しい防音設計になります。

 

このため、木造建物に不慣れな防音業者は、木造の特長を殺してしまうような工法を行うのです。

 

特に、東京方面の専門業者は、このような防音工事を提案することが多く、契約後に揉めるケースも有るようです。

むしろ、地方の建築業者のほうが伝統的な木造に適した工法を重視するので、防音職人の提案を問題なく受け入れてくれます。

 

防音職人は、施主およびご家族の大事な住まい・木造音楽室の寿命を伸ばし、良好な音響・防音効果を重視する設計・施工を提案して、実施しています。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 16:53
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