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木造住宅の防音設計

今まで行ってきた防音相談や契約現場の経験を踏まえると、一般のユーザーに限らず、建築士を含めた住宅設計者に分かりにくい主な内容は次の通りだと思います。

 

・断熱材の周波数帯における吸音特性

・遮音材(石膏ボードを含む)のコインシデンス

・窓の遮音対策

 

防音換気扇については、既製品がありますので、比較的利用しやすいのですが、一般的な建築材料や防音材の特性・施工要領は知識経験がないと理解できないものです。

また、窓についても多様な製品があり、留意点もメーカーに詳しく確認しないで軽視する建築士が多いようです。

 

断熱材もグラスウール・ロックウールと発泡材を混同する建築士や新築業者が多く、これによって防音効果に大差が出ます。

*発泡材は基本的に吸音性が乏しく、逆効果になる製品もあります。

 

遮音材の中で最も廉価な製品は、石膏ボードです。この製品の使い方が間違っている事例が最も多く、単純に重ねて施工すれば防音効果が高まると考えている建築士・建築業者が多いです。これは製品のもつコインシデンス等の弱点を知らないために起こるミスです。→参考記事:木造ピアノ室の鉄則

 

防音材についても、周波数帯ごとに弱点を持っている遮音パネルもあります。工法の問題による弱点もあり、防音設計の基本が分からない建築士には「木造住宅の生活防音」は思ったよりもハードルが高いようです。

 

防音職人では、セカンドオピニオンとして「有料の防音対策コンサルティング」業務も行っています。最近、テレワークによる相談業務が増えています。
 

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 17:00
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