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遮音パネル・ALCパネル工法の弊害

このところ相談が増えてきているのが、木造住宅における壁面の遮音パネル、ALC(軽量気泡コンクリート)パネル工法の遮音欠損です。

 

とくに新築住宅で防音効果を高めるために建築業者が採用した遮音パネル・ALCは、現場に行くと予想以上に音漏れしたり、室内に反響音(残響)が残り不快な感じがします。

*夜になると、戸外や室内の暗騒音が小さくなる分、近所の犬の鳴き声や車騒音が気になって眠れないという相談です。

 

これはパネル工法の弱点と製品の遮音性能の両方に問題があります。

・つなぎ目(ジョイント)部分から音が漏れる。

・遮音パネル自体が反響して、うるさい。

・取引先の現場調査結果と合わせて考えると、メーカーの自己申告データと現場の防音効果が乖離している。

 

では、対策の方針はというと、用途によって多少異なりますが、理想は薄くて密度の高い防音材と吸音率の高い吸音材充填、柔らかい表層材仕上げ、これが基本です。

工法としてはつなぎ目を気密する、遮音欠損を出来る限り小さく手作りの施工です。

 

ちなみに、上記の問題の現場に発泡断熱材が壁内に使用されていると、問題が大きくなります。それは壁そのものが吸音しないだけでなく、共振体となって大幅に遮音低下するからです。

author:防音職人ウェブマスター, category:住宅防音, 09:07
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