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アップライトピアノ室の音響・防音対策(木造住宅)

先日、関西方面の木造戸建住宅(新築)に併設するアップライトピアノ防音室の音響を含めた対策を提案し、遮音材を納品したところです。

この案件は、非常に難しい制約がありました。

・ピアノ室は約5帖という狭い部屋のため壁を厚くできない。

・私の担当費用は約20万円(遮音材込み)。

・新築業者の防音施工費用は天井の吸音材、外壁の内窓を含めて約60万円。

 

以上の条件を検討した結果、防音性能を新築当初の遮音性能にプラス15dB付加することで、音漏れを半分以下にする目標を設定しました。提案した内容は予算ギリギリに収まり、現在、工事中です。

作成した図面は、天井と壁の標準断面説明図1点、全体の防音計画図(平面)1点です。あとはメールで施工アドバイスと見積りを提示して完了しました。

 

今回の提案の特長は、床下補強と天井および壁の面材補強、音響を考慮した木製品の選定です。遮音材は標準仕様の厚さ3ミリの製品を使用しました。

ちなみに壁の対策は約30ミリ、天井は約16ミリの厚さが音響・防音施工として、当初の設計仕様に追加されました。

*天井裏にはグラスウール製品を厚さ100ミリほど充填しました。(予算の制約で中音域を中心とした吸音)

非常に薄い構造です。防音職人の典型的な工法・仕様の一つです。

ご予算と用途に応じて、費用対効果を追求したものです。

 

素材を複層的に重ねて施工し、弱点を解消できるように周波数特性を考慮して提案しました。費用的にも他の業者にはできない内容です。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 09:27
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