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薄い防音構造が決め手だった

今月、3件の木造防音室のご契約をいただきました。

*2件は新築計画で来年着工予定、もう1件は木造住宅のリフォームです。

 

うち2件は木造住宅ですが、部屋が4.5帖〜約6帖のため、薄い防音構造(天井・床・壁)で対処しないと楽器や家具が置けないという事で、両依頼者ともに希望に合致する専門家ウェブサイトを検索されていたということです。

*もう1件はピアノ教室を造るため部屋を狭くしたくないということで、出来る限りコンパクトな防音設計をご希望です。

 

木造は遮音性能が弱いという前提で分厚い防音工事を提案する業者が多く、木造の持つ素材・構造的な特徴を理解しないで無駄な設計・施工を実行する専門業者が多いのです。

*ウェブサイトも金太郎飴のような提案ばかりで業者間の特長が見えない。

 

私(防音職人)へのご依頼は建築士の紹介ではなく、施主様のご希望によるもので、防音設計・コンサルティングが最初の契約の条件でした。

 

薄い防音対策だけでなく、D-50以上の遮音性能と良好な音響を実現することがご要望の内容です。

 

理論的に構造を説明することは、一般のかたには難しいというか、建築士でも勉強したり実施設計を経験していないと理解できないものです。ですから、一般の施主が内容を理解できないのは当たり前なのです。

 

2件は実際にお会いして打合せをして詳しい内容を説明しました。もう1件は私のウェブサイトをじっくりと読み込まれてから納得されてご契約をいただきました。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 14:29
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木造アップライトピアノ防音室の音響・遮音効果

先月完了した木造ピアノ防音室ですが、複数回にわたって音響・防音効果の詳細なご報告をいただきました。

*木造戸建住宅のリフォーム(床のカーペット敷きは施主様のDIY)によってアップライトピアノ室を造るのが目的

写真の通り、狭い部屋ですので、薄い防音構造で響きすぎない音響を確保することがお約束でした。

*採用した薄型の音響防音は、天井が約18ミリ、防音壁が25ミリ〜30ミリ、床がカーペットの厚さを含めて40ミリ弱という前例のない薄い対策でした。(比較的新しい在来木造住宅なので既存面を解体しない工法が可能でした)

 

リフォームが完了したあとの依頼者による簡易的測定とご家族で音出しチェックされた感想をまとめると次のようになります。

・戸外への音漏れはほとんどなく夜10時頃までなら問題なさそう。

・間仕切り壁の音漏れも半減しているので、これも隣家へ届く音も小さく、夜遅くまで演奏しない限り大丈夫。

・音響的には長時間演奏しても疲れないくらい、適度な状況になっており大満足。

・将来、グランドピアノに交換する場合は、再度ご相談したい。

 

上記の部屋は、当面は納戸として併用されるので、たぶん、お子さんが大人になるまでは、このままご利用になるのではないかと思います。「防音職人」の出番は当分はないでしょう(笑)。

懸念されていた音響も非常にうまく行って良かったと思います。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 10:00
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トランペット・ヴァイオリン・ピアノのための木造防音室

先日、担当した新築住宅の木造防音室が完了し、依頼者よりご報告がありました。

 

この現場は、多目的な楽器の防音室(音楽室)として機能するように、音響と戸外(近所)への防音対策を総合的に実現することを目的としました。

*主に使用する楽器はトランペット、ヴァイオリン、グランドピアノです。

 

部屋が狭いので、反射音を抑えながら適度な音響を確保し、薄い防音構造を構築するという、比較的難易度の高い設計仕様になっています。ただし、防音工事そのものは丁寧にやれば難しいものではないですが、建具の制約で非常に薄い対策です。

*予算などの都合で、内窓などサッシュは、防音工事完了後に別業者が取付けました。

*床は依頼者のDIYによってタイルカーペットが敷かれました。

 

以下、依頼者のご報告です。(※)は私が補足したものです。

「防音職人様

昨日と本日、防音室でトランペットを練習しました。変な反射が少なく、かつ、適切な余韻がある感じで、すごく練習しやすいです。実際より、少し大きい部屋で練習している感覚です。響きは、大満足です。
防音職人さんにお願いして、良かったです。ありがとうございました。

【防音性能】
外側(戸外)については、期待通りの性能が出ていると感じています。
24時間換気も、問題ないように感じています。


室内リビングの間仕切り側ですが、現在、別業者が取付けたサッシ1枚で、防音室内では、110dB超で、間仕切りのすぐ外(リビング側)で、80dB超でした。
今後、この状態で、様子を見て、必要があれば、サッシを2重にする予定です。


上の階への漏れは少なく、階段側から聞こえてくる音のほうが、むしろ大きいように思われます。
(※物入れ内部の階段部等の界壁は薄皮一枚なので、過重量な施工は無理なため極薄型の防音施工にしました)
階段側からの漏れの対策が必要であれば、階段下収納のドアに防音対策をする、または、防音性能のあるものに取り替える、などを考えています。その際は、相談させていただきます。」

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 09:31
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ギターとヴォーカルの木造防音室(主に天井)

先日、木造住宅の趣味防音室(ギターとヴォーカル)の工事が完了し、防音効果などのご報告が依頼者からありました。

 

ご予算や天井の構造的な制約があるので、家族が気にならない程度まで音漏れを小さくするという目的の防音コンサルティングと資材提供を担当しました。

*わざわざ京都から私に会いに来ていただき、地元(西国立)で防音相談をお受けしました。

 

主に天井と物入れ内部の見上げ・壁面の防音対策に加えて、点検口の遮音でしたが、点検口の部分はとくに施工業者が工法自体が理解できないため、既設の点検口の枠材などを再利用する前提で詳細図を作り提示しました。

 

遮音材の施工要領を説明するのに時間がかかり、改めて根気のいる業務だと(笑)再認識しました。

おそらく施工業者が普段使用している防音材(大手メーカー)製品では、余り効果は出なかったと思います。

 

工事の結果、ご家族の耳には気にならないレベルまで遮音性能を高めることができたのです。

費用対効果も抜群で、東京や関西の専門業者の半額程度で出来ました。

 

遮音材も吸音材も、防音職人が普段使用している製品を現場に納品しました。うまく行って良かったと思います。

隙間処理の重要性を再確認しました。

 

結局、追加を予定していた天井の吸音化粧板を施工しないで、普通のクロスで廉価に仕上げました。

*防音効果を確認していただいてからクロス仕上げをするように指示していました。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 15:36
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ピアノ・オルガンの木造防音室

先日、新築木造住宅に併設するピアノ・オルガンの木造防音室のご契約をいただきました。

 

依頼者は地元の専門業者数社に見積り・提案書を最初に依頼して検討されようですが、防音壁や天井・床の防音構造の厚さが問題となり、結局地元の業者を諦めて、私(防音職人)のほうへ「防音設計と防音資材の納品」について契約されました。

 

施工は新築業者(地元の工務店)が担当することで、現在最終調整に入りました。

 

地元の防音業者は、壁だけでなく床も天井も相当な厚さを提示したので、その計画で行くと天井高2400さえ確保できない状況でした。

*部屋も大分狭くなります。

 

私の提案は天井裏及び床下の空間を活用しながら、通気を確保したうえで、在来工法を提案しました。地元の工務店が得意な分野ですので、新築業者も異存はないはずです。

ごく一般的な工法で防音室を造ることが出来ます。しかも防音壁は厚さ40ミリ程度でD-50以上を想定できます。

 

防音職人の最大の特長は「在来木造工法にマッチした防音設計・施工」です。

薄い防音構造を得意としています。

 

ちなみに、ツーバイフォー工法は、床や天井が共振して響きやすく、その分、対策の難易度や工費がかさみます。

大手の住宅業者が採用している工法ですが、ピアノ・オルガン、チェロ、コントラバスなどには不利です。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 09:33
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木造のピアノ防音室の難しい所

プロのピアニストは木造の防音室を好みますが、部屋が狭いほど音響・防音構造は難しくなります。

とくに壁・床から発生する固体伝播音対策の難易度が高くなります。

 

固体伝播音によって床と壁が共振し、遮音性能が低下するだけでなく、音響的にノイズが発生しやすくなるので、床材をフローリングにする際は要注意です。

 

床は柔らかい浮き床工法だと床鳴りが、遮音ゴム又はグラスウールの乾式置床構造にするとクリープが発生するなど問題が起きます。

一番無難なのは制振材を面的に敷き、木製ボードと重ねて施工することです。

 

そして、出来る限り壁と床を絶縁し、共振を抑えます。

これらの工法は経験のない業者には無理ですので、契約する前に必ず詳細な提案書を提示してもらい確認することが必要です。

 

コンクリート構造の防音室の工法を、そのまま木造建物に適用するのは危険です。

床下の通気を遮断する工法は木造の寿命を縮めるので、やってはいけない工法です。

 

木造建物には、木造に適した防音施工が望ましいので、専門業者の実績を考慮の上、提案書に納得してから契約することが重要です。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 12:29
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壁や床を薄くした防音構造

防音室の相談で、よく質問されるのが「木造住宅に楽器防音室・シアター室を造る際に、壁を薄くできますか」という内容です。

それは、どの程度の遮音レベルを求め、演奏時間帯をどのように考えるかによって異なります。

 

しかし、普通の在来工法の木造建物であれば、D-50〜D-55の防音性能を、約40ミリの防音壁を新規に構築することで実現できます。ただし、外断熱工法や発泡断熱工法の場合は難しいです。

 

新築であれば、ほぼ確実にできますが、リフォームの場合は、既存構造に大きく左右されますので、設計・施工業者に詳細を確認する必要があります。

 

いずれにせよ、他の専門業者が施工しているような厚さ18センチ〜20センチの防音壁は不要です。

*天井も床も分厚い構造は必要としません。

 

依頼者によく言われるのが、6帖から8帖という小さな部屋に分厚い防音構造は無理であり、出来る限り既存構造に負担をかけないで、薄い対策でやりたいということです。

とくに木造に、重くて分厚い構造は、耐久性を考慮すると無理です。建物の寿命を短くしてしまいます。

 

防音職人では、西国立(東京)において、防音相談を行っています。

*お気軽に御問い合わせ下さい:防音コンサルティング

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 10:37
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木造新築の声楽防音室の改善結果

先月、地方の新築木造住宅に併設された声楽防音室の改善対策(リフォーム)が完了し、音漏れや音響を大幅に改善できました。

*途中経過は依頼者から報告を受けていましたので、たぶん大丈夫とは思っていましたが、完了した時点での効果を確認して改めて安心しました。

 

この現場は新築だったのですが、施工業者による音響・防音施工に重大なミスがあり、D-30の遮音性能もないような音漏れと、声楽用の録音を行っても反射音が酷く、仕事に使用できないという状況で、依頼者が途方に暮れていたそうです。

 

問題の詳細は、ここでは省略しますが、防音材の施工要領と使用した製品に問題があったり、窓や建具の隙間処理など複数の要因が重なって、防音性能と音響のコンディションが音楽用の防音室としては使えないレベルになっていたということです。

 

そこで、防音職人のウェブマスターである私が分析と防音設計のコンサルティングを行い、改善対策を提案しました。

新築担当業者には細かい工法を指導し、不明点をその都度アドバイスしました。

 

この事例は、今までの典型的な失敗現場(他の業者の)の分析例を、そのままいくつか集めたような複数の問題が重なって起きたのです。分析したり、施工業者からヒアリングを進めるほどに、状況の深刻さから、依頼者は当初は絶望感をもったそうです。

 

今回の音響・防音対策の改善により、ごく普通の防音室として機能するようになりました。音響も複数の木製ボードを組み合わせて改善できました。

 

最後に、次のように依頼者より、感謝のコメントをいただきました。

「防音職人さんにお願いをして本当によかったです!新築工事の失敗で嫌な気持ちになっていた部屋が、好きになりました。
いろいろと質問などもさせていただきましたが、丁寧にご対応いただけて嬉しかったです。本当にありがとうございました。」

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 16:29
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和楽器(琵琶)の教室(木造防音室)が完成

先週、防音工事が完了し、依頼者がカーテンを取付けたり、家具を搬入されて琵琶教室の準備が完了したようです。

*防音職人が音響・防音設計および工事を担当しました。

 

依頼者のご報告によると琵琶演奏中に戸外への音漏れは聞こえなく安心して練習ができるとのことです。そして、音の響きも良くて、防音性能も想定以上の効果が出ています。

*琵琶をプロの奏者が普通に演奏しても、ご家族の耳には聞こえないということですので、最低でもD-50以上の遮音能力があるということになります。窓もフカシ枠を取付けて内窓と外窓の間隔を普通よりも広くとりました。

 

今まで、防音職人の木造住宅の現場では、D-50は既存の構造に防音壁を厚さ41ミリで構築するのが、最も薄い対策でしたが、今回は約35ミリで実施しました。

 

今までの薄い防音構造をさらに更新して、約35ミリの防音壁でD-50以上を実現できたことが大きな収穫でした。

 

2種類の遮音材+2・3種類の木製ボードを組み合わせたもので、音響にも配慮しました。

今回の防音仕様は他の木造住宅(在来工法)にも適用できる見込みです。

 

防音効果が想定以上に出た要因として、現場が「木造在来工法の住宅」だったことが大きかったと思います。

*ツーバイフォーなどパネル工法よりも在来工法のほうが音響が良く、リフォームしやすいという利点があります。

 

また、今回の現場では壁面の補強も合わせて行いました。

*詳細はホームサイトにおいて、事例として写真付きで掲載する予定です。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 09:08
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防音室(木造)のコンサルティング

木造の防音室(ピアノなど音楽教室を含む)であれば、新築でもリフォームでも対応できます。

*施工図や施工要領はPDFまたは郵送で納品

*必要な防音材は現場納品(市販品は製品名を指定します)

 

現在、地方の現場の契約案件が複数動いています。

 

新築の場合は、コンサルティング業務でご契約いただけると、新築の施工仕様の段階からチェックできますので、費用対効果を高めながら、失敗を回避できます。

 

木造建築は、守らなければならない施工仕様があり、これを無視すると建物の寿命が短くなります。

 

防音職人では遮音性能を高めるだけでなく、長期間の耐久性や安全性などに配慮した提案を行います。

 

無理な防音構造は、建物自体の音響や耐久性などを損なうことがあり、木材の利点を軽視する工法は得策ではありません。

*全体の通気工法、断熱材、床下補強など詳細チェックが必要です。

 

ちなみに、床下換気など通気のない、床コンクリート増し打ちは木造建物の寿命を縮めます。

author:防音職人ウェブマスター, category:楽器防音室, 16:40
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