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アップライト・グランドピアノ音楽防音室が完成

先週の金曜に木造住宅(戸建)に併設するピアノ音楽練習室(防音室)が無事完成しました。

 

想定通りにピアノが2台配置でき、音響も防音性能も満足できるものとなり、安心いたしました。理論や透過損失の見込みはあくまで設計段階では成立していても、完成して依頼者のご報告を受けるまでは気になるものです。

 

どうやら、手作りの吸音板は必要ないみたいで、音響的なチューニングも問題ないようです。とにかく部屋が狭いものですから、反射音は抑えながら音響的なバランスや近所への音漏れを大幅にカットしなければなりませんでした。

 

費用的にも予算ギリギリで、私の防音設計経費を削りながら成立した現場でした。

 

既存の天井高が低いため、天井も床も薄い防音構造で、良い響きを演出するため、床は下地補強をして制振材を敷設し、仕上げは杉無垢材フローリングとしました。

音響的にもマッチしたようです。杉板は二次共振をしないので、音響的にも安定し、プロのピアニストも好んで使用します。

 

防音職人では相談・打合せの段階で使用する防音材のサンプルを直接依頼者に触っていただきながら、仕様や対策方針を説明しています。同時に概算の見込みもご提示して作業を進めますので、こんなはずではなかったという話は聞いたことがありません。

*むしろ、薄い構造で十分な効果が出ることに驚かれます。

author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 11:56
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木造のピアノ防音室の施工指導
私が指導する現場は、とくに木造防音室では、壁や床の共振抑制と防音効果の向上(相乗効果など)を目的として、下地や表層材に関する施工方法にいたるまで施工説明図や施工手順説明に明記します。

私が工事チェックを担当する現場では、建物構造を考慮してボードのつなぎ目処理など細かい施工留意点を職人や現場監督にアドバイスします。

それは下地や表層材の施工に手抜かりがあると、ボードや床などが共振して音割れや遮音低下を起こすからです。
非常に細かいことですが、今までの木造ピアノ防音室などの音響チェックや音測定分析、音響学会などのリポートなどを勘案して調整している基本事項です。

音響・防音設計のマニュアルには現場における留意点は記載されていなく、まして材料ごとの工法や注意事項については全く触れられていません。
このような現状から見て、木造防音室の最適化という課題をクリアできない専門業者が多いのです。
力任せの防音工事では解決できない問題です。

したがって、防音職人の有料コンサルティングは施工業者にも有効です。コンサルティング費用を惜しんで電話で情報を得ようとする建築士や建築業者には理解できないことです。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 08:20
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狭い木造住宅の洋室をピアノ防音室に改造
つい最近、約6帖の長方形の間口の狭い木造住宅の洋室をピアノ防音室としてリフォームする相談をお受けしました。
*近日中に見積り・提案書をご提示します。

打合せの際に、ご説明しました「薄い音響・防音仕様」ですが、D-45からD-48レベルを実現する防音壁の厚さは約42ミリです。
これは、今回の現場のように物入れなど建具の制約、部屋の間口が狭い、隣室のリビングの外壁と一体的に防音施工を行うなど、厚くできない事情のある現場に適用するため開発した音響・防音設計です。

幸い、隣家との距離がある程度あることと、演奏時間帯が朝9時から夜9時までという条件があり、必要以上に厚い防音施工は必要ないという判断が可能でした。部屋が狭いので、音響上の調整がむしろ重要です。

約42ミリの施工仕様のなかには、高比重遮音材(制振材も兼用)、木質の音響重視型ボードなどが含まれており、比較的柔らかい仕上げを採用しています。薄い仕組みの中に「遮音・制振・吸音」機能が入っています。
*究極の薄型防音仕様です。ただし、内窓面はD-43〜45レベルです。

また、床の補強や制振補強を施し、天井既存面に音響上の対策を薄く構築します。狭い部屋を「将来のピアノ教室に活用」するための備えも加えています。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 07:43
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木造防音室は特に安全な素材・木材が不可欠
木造住宅において、アップライトピアノと声楽レッスン室としてリフォームしたいというリクエストにお応えするため、防音相談を行いました。

地震対策も考慮して壁の補強と遮音対策を兼ねる提案をしているところですが、提案内容はご理解いただけましたので、あとは見積り次第です。
周囲の隣家との距離や暗騒音などの状況を踏まえ、具体的な見積・仕様を提案書として作成し、ご了解いただいたら施工担当が現場確認を行い、見積りを確定します。

打合せの際は、実際に使用する防音材のサンプルに触っていただき、使い方や事例などを含めてご説明しています。
その方が、防音工事のイメージを理解していただけますので、国立駅南口での無料相談でもサンプル材を持参しています。
*同時に製品の安全性もご理解いただけます。

防音職人のウェブサイトには設計・施工のコンセプトや木材活用の重要性について述べていますが、打合せの際には改めて、その重要性を解説しています。
 
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 16:13
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ピアノ防音室の音響と防音対策(木造)
通常、6帖〜8帖程度の比較的狭いピアノ室は、壁面の約半分を吸音性のある仕上げにするなど音響調整をしないと、音が割れるなど不快な状況になります。
特に石膏ボードと遮音パネルを重ねるだけの防音施工を行うと、つなぎ目の音漏れが発生するだけでなく、反射音が強すぎてピアノ演奏に支障が出ます。

また、2階にピアノ防音室を作る場合は、床の剛性補強や振動軽減の対策が重要です。とくにピアノ教室を目的とする防音室は音響に十分配慮しないと練習ができません。床や壁が過度に共振すると音環境が悪化し、遮音性能も低下するので防音計画には注意が必要です。

鉛のボードや薄い遮音シートを重ねる防音工事を提案する業者は、楽器の防音室について素人同然の経験と知識しかないと言えるでしょう。防音職人では、このような典型的な失敗事例の相談をたくさん経験しています。

重い遮音材にシフトして、質量則のみを過信して行う防音設計・工事は、木造家屋には向きません。構造的な問題もあります。木造(住宅など)に適した防音構造の構築には実績と的確な理論が必要です。
木造の特性や間取り、周辺環境などを踏まえた提案が求められます。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 16:58
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建物構造によるピアノ防音の留意点
通常、木造家屋の場合は、壁の遮音性能とくに中音域および比較的高い周波数(500Hz以上)の音漏れが弱点で、近隣への影響を考慮する場合、床の剛性不足による共振(防振)対策と合わせて壁の遮音補強が重点となります。
*2階以上のフロアにピアノを設置する場合は、床の補強は欠かすことができません。
*窓だけでなく外壁の防音対策は、すべての楽器防音室の基本です。

一方、マンションなどコンクリート構造の建物は、比較的高い周波数の遮音性能は高く、振動音など固体音の音漏れが弱点です。とくに重低音の伝播は近隣居住者に不快感を与え、トラブルの要因になります。
ピアノ防音としては、床の防振対策が重要です。これはDIYでも効果的な対策を実行できるので、最も費用対効果の高いものとなります。
問題は防音材や敷物などの選定です。振動音に効果のない製品を使用しても効果は少なく、労力の無駄となります。ネット上には防音効果の少ない製品が溢れ、ユーザーの判断材料として有効な情報が少ないのも悩みの種です。
それに遮音ゴム製品は、臭いが気になる製品もありますので、十分に確認してから購入してください。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 07:30
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木造のピアノ室簡易防音(アップライトピアノ)
数か月前、ご提案した木造ピアノ室(アップライトピアノ)の防音対策の効果について、昨日ご報告がありました。
ご予算が住宅購入とピアノ移動経費などによって厳しいため、通常の防音工事を見送り、DIY+内窓対策のみで実施したものです。

内容は、床に遮音ゴムマットとタイルカーペットを敷き、窓は内窓を取り付け、壁の対策は手作りで吸音パネルを3つ立てかけるというものでした。
*DIY吸音パネルは市販の穴あき合板に吸音ウールを接着して、依頼者自らが作業されました。
ピアノの配置は、近所の隣家との関係、ご自宅の間取りを考慮して決めていただきました。
以下、依頼者からのご報告の抜粋です。
 

「ご報告遅くなりましたが、あれから窓を二重サッシにし、防音ゴムマット、吸音パネルを設置したところ、効果バッチリでした。全く音が漏れない訳ではないのですが、外に出ても殆ど気にならない程度でした。
色々ありがとうございました。」

このような対策でも、効果的な吸音材や遮音材を適正に活用すれば、木造住宅でも十分な防音効果が出せることが実証されたわけです。手作りの吸音パネルは厚さ約55ミリであり、廉価で作れます。高い防音製品なんか必要ありません。
*コンサルティング料金+防音材実費+接着剤・ハサミ購入、これが今回の費用でした。
 

author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 08:45
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新築業者が失敗したピアノ防音室をリフォーム
 新築の施工業者が失敗した木造のピアノ防音室の相談を昨年、お受けしてからスケジュール、費用対効果などを検討しました。この現場の防音工事が今月完了し、依頼者から音響や防音効果について、詳しいご報告とお礼の言葉がありました。
*最初、新築業者が施工した防音室は音漏れが酷いだけでなく、反響音が強すぎて音響的にも悪い状況でした。

 新築業者の失敗のあと、依頼者は新築の際に予算を使い果たし、再工事する費用がほとんどないため、私の防音相談に最後の望みをかけて国立までお出でになりました。いろいろと検討した結果、出した結論は、自宅の内部には音漏れするのは仕方ないが、戸外に漏れる音は半分以下にしたい、同時に音響を改善することを重視したいという方針でした。
*コストを抑えるため、外壁に簡易的な防音施工を約30ミリ程度行い、天井面を補強して音響化粧版を仕上げるという仕様を決めました。

 私の防音設計と専属施工チームの工事が完了した結果、音漏れは半分から1/3程度になり、過度な反響も抑えられ、ちょうど良い感じの響きになったそうです。費用対効果はすごく良いという評価をいただきました。
*費用の総額は、ほかの専門業者が提示した見積金額の半分以下でした。
*私の経費を半分程度に削りました。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 16:08
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ピアノ防音室の簡易施工の留意点

 ネット上の自称防音専門業者の工法で最も多いのが、鉛ボードと遮音シートの簡易工事です。

 ある相談者の木造防音室において、専門業者が鉛のシートとPB(石膏ボード)を張り合わせた遮音パネルを、既存の壁に重ねた簡易防音工事を実施しました。
 その結果、音漏れが酷い割には、音が共振して、ピアノの音環境が悪くなり、施工した業者にやり直しを依頼したら、逃げられたというものでした。

 遮音パネルのつなぎ目から音漏れがするだけでなく、鉛は音を反射するだけですから、つなぎ目が弱点となり、主として高い周波数の音漏れが酷くなり、共振と過度の反響によってピアノ室としては悪いコンディションになったと思われます。

 簡易防音施工であっても、楽器の防音室には鉛の遮音パネルは使用しないほうが無難です。

 また、遮音シートとPBの重ね施工という、簡易防音工事では、別の相談者から、施工した業者と調停でもめているので、対策案を提示してほしいという依頼がありました。
 これは単純に遮音シートの使い方が間違っているのと、遮音シートそのものの能力不足です。最も多い事例です。

 遮音シートも、鉛ボードも、石膏ボードや合板の上に重ねて施工しても防音効果は低く、音環境を改善することはできません。
 では、これらの製品は木造では使い道がないのかということですが、ちゃんとあります。

 防音ドア製作に使えます。遮音シート、鉛シートは制振性が低いので、とくに石膏ボードや9ミリ以上の合板に面的に重ねては効果が出ないのです。
 フラッシュ建具のように木材の軸組みの内部に吸音材を充填して、その上に隙間なく、遮音シートや鉛のシートを直接軸組みに張り付けるのです。

 これで製品の面密度に応じた遮音性と吸音材の組み合わせで、質量則を超えた防音性能が出ます。ただし、これらの製品は壁のような大きな区画には不向きな素材です。
 できれば、防音ドアや小さい面積の壁に限定的に使ったほうが良いと思います。

以上が、基本的な留意点ですが、ここでは詳細は省略します。とにかく、木造に適した防音材の選定、製品に適した工法など留意が必要です。

 ちなみに、遮音パネルや遮音シートをボードの上に直接重ねるだけの、簡易的な防音工事を行う業者は、防音設計や防音工事は素人です。

author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 18:45
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木造楽器防音室の簡易工事
 10月より新しい防音材を使用するようになり、薄型の防音工事が比較的楽に施工できるようになりました。

 既存の幅木を外して、既存ボード面に直接、遮音マット、制振マットおよび合板を張り付け、防音材のつなぎ目を気密シールして施工します。

 厚さは、クロスとパテを含めて約17ミリという薄さです。これで、15〜18dBほど遮音性能をアップできますので、既存の壁の性能がD-25あれば、防音工事後にはD-40〜43の遮音性能になります。

 ある大手の防音メーカーの仕様は、D-45にするために約180ミリの防音壁を構築しますので、これに比べて費用対効果は非常に高いだけでなく、狭い部屋にも適用できるので、とても自由度が高いと言えるでしょう。

 予算や空間的な制約でお困りの方、「防音職人」のウェブサイトから、お気軽にお問い合わせください。
author:防音職人ウェブマスター, category:ピアノ防音, 12:23
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